ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開

戦争社会学研究

ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開

取り寄せ不可

出版社
勉誠社
著者名
戦争社会学研究会
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2017年4月
判型
A5
ISBN
9784585232810

戦争や軍事は、人文社会科学にとって、私たち「人間」が群れを作り、他者と関わりながら自由と平等、秩序や安全を折りあわせる場である「社会」の存立そのものに関わる根本的な領域である。あまりに重要すぎて、すべてに透徹する真理、すべての人を納得させる原理・原則はないと考えた方がよい。私たちが自由な社会にいる以上、様々な立場があって当然な対象領域である。
それゆえ、ここで求められているのは、巨大な社会問題としての戦争と軍事を、市民が討議するための題材の提供や論点の整理であり、討議をより活発にし有意義にするための創発となることである。

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