「吉薗周蔵手記」が暴く日本の極秘事項

落合・吉薗秘史

「吉薗周蔵手記」が暴く日本の極秘事項

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出版社
成甲書房
著者名
落合莞爾
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2017年5月
判型
B6
ISBN
9784880863573

大和ワンワールドの秘密諜報員、それが上原閣下の密命
「オマンに命ずる、草となれ!」

18歳で初対面の陸軍中将・上原勇作から「草を命ずる」と言われ、それを引き受けたときに吉薗周蔵の一生は定まった。周蔵はその日から永年にわたり、自筆の手記を認めてきた。そこには、上原付の陸軍特務として活動した周蔵の眼を通して、大正・昭和の日本国家の動きが裏側からとらえられており、その内容には今日の歴史常識を大きく覆すものがある。平和国家となった戦後日本の常識では理解しがたいことが、その時期には日常行なわれていた。東京裁判史観とそれに基づく社会教育の結果、当時の世界状況と日本を取り巻く欧米列強・アジア諸国の実情から目を逸らされた戦後人は、その時代の祖国と父祖の実績をいたずらに悪意をもって見ようとしてきたが、我々の父祖は痴呆でもなく狂気でもなかった。ただ生を享けたこの国と、ここに住む家族を外国の奴隷にせぬために、あらゆる努力をしていたのだ。それを実証するのが「吉薗周蔵手記」である。

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