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子どもの精神分析的心理療法の受付から終結までを、総合的に示す。タビストック・クリニックでの「子ども・青年心理療法士」の資格取得時のトレーニング内容と、その後の臨床体験を、自閉症と発達障害の子どもの事例を挙げながら詳細に伝えることにより、精神分析に対する“誤解”を解き、子どもの精神分析に対する“誤った信念”に警鐘を鳴らす。また、スーパーヴィジョンのあり方にも触れており、実践の書として示唆に富む内容となっている。本改訂では新たに2章分を書き下ろし、第?部として配置。新たな部分では、英国での心理療法の新たな調査・研究の展開を紹介するとともに、公的保護下に置かれた子どもたちが実親・里親との関係を培う方法や、著者らが行っている日本での導入可能性を報告する。(初版2010年6月刊行)
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