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日清・日露から朝鮮併合、満洲国まで---日本を結節点として、アジアは相互に規定しあいながら近代化をすすめた。近代日本の国家デザインはどのように描かれ国民国家形成がなされたのか? 戦争の世紀に抗して芽生え受け継がれてきた平和思想の水脈とは? アジアであるとは何なのか、そして未来へアジアはどう連携していくのか。グローバルな視点のなかにアジアの思想と空間を問い直し、境界と想像を越えた思想のつながりを描き出す。
同時刊行 『アジアびとの風姿』
★著者のメッセージ
境界と想像を越える、思想のつながり
探りあてられた地下水脈は、いま私たちの足下をながれる
思想不毛といわれる時代、「知る悦び」を知る人に捧ぐ
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