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豊かな歴史情報と遺産を現代にまで伝えてきたことで知られる奈良東大寺。その歴史と文化について、歴史学・仏教学・美術史学・建築史学・国語学・国文学・保存科学などの多方面から考察し、東大寺史の総合的理解と再構成をめざした「東大寺要録研究会」において報告された、古代・中世の東大寺に関する最新研究成果をまとめた学術論集。第2巻は歴史学の成果を中心に収録。
これまで出されてきた学説の再検討はもちろん、再発見された史料を図版つきで紹介するなど、今後の東大寺史および寺院史研究に新たな視座を提供する論考23篇を収録した、当該分野の研究に必備の1冊!
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