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高浜虚子に師事し、「短夜や乳ぜり啼く児を須可捨焉乎(すてつちまおか)」の一句で、女性で初めて俳誌「ホトトギス」の巻頭句を飾った竹下しづの女。
「高等学校俳句連盟」(のち、全国学生俳句連盟)を結成し、機関紙「成層圏」を創刊。学生俳句の興隆に尽力したしづの女の長男・龍骨。
本書では二人が残した俳句のほか、俳論や小品を紹介。また、巻末には「しづの女・龍骨年譜」「成層圏総目次」などしづの女研究には欠かせない基本資料も収録した。
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