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2018年4月からすべての市町村で動き出す「認知症初期集中支援チーム」について、「住み慣れた地域の中で本人と家族が笑顔で暮らし続けること」を願って活動してきた前橋市での経験をもとに、地域の中で暮らす認知症で困っている人たちをなるべく早期に発見して、その困りごとを解決し、穏やかでその人らしい在宅生活を支えるための基本的な考え方、認知症初期集中支援チームを実際に運営するときのコツ、認知症の行動・心理症状(BPSD)や介入拒否などによる困難事例への対処方法をまとめています。
認知症医療のアウトカムは何か、認知症ケアのアウトカムは何か、どのような基本姿勢で認知症の人とその家族に向き合うべきかという基本が書かれており、認知症初期集中支援チームの実践を通して、「認知症の人とその家族の困りごとを解決する多職種協働のあり方」「認知症の人とその家族への問題解決の関わり方」を学べるようになっています。
「認知症の人をどうやって受診や介護につなげるか」という視点にとどまらず、「本人と家族は何に困っているか、どうしたらその困難を解決できるか、そして、どうしたら地域で穏やかにその人らしく暮らし続けることができるか」というスタンスで利用者に向き合うための方策が書かれており、認知症初期集中支援チームだけでなく、認知症地域支援推進員の活動をはじめ、地域包括支援センターが対応する種々の事例の中で突き当たる困難にどう立ち向かうかという点でも役立つ本となっています。
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)のもと、認知症の専門職として活躍する、保健師、看護師、作業療法士、理学療法士、精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士、医師、ならびに、自治体職員、地域包括支援センター職員、認知症地域支援推進員、ケアマネジャーの必携書です。
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