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私は指導者の方に「叱るだけの指導ではなく、できるだけほめてください」と伝えています。指導者のなかには ”ほめる=甘やかす”と考える方が多いようですが、いまの選手は”ほめられる=認められた”と受け止めるのです。(中略)
指導者に心がけていただきたいポイントが2つあります。1つは、あるできごとが起こった場合、事実は事実として選手に伝えたうえで、選手の気持ちを読み取って、それを言葉に出して伝えること。もう1つは、指導者が使っている言葉をそのまま用いずに、少し変化させることです。これは、指導者の使っている言葉は、いまどきの選手には厳しすぎることが多いので、やわらかくしつつポイントをおさえて真意を伝えるということです。私は、これらの心がけが指導者の”優しさ”につながると考えています。(中略)
本書では、さまざまなテーマごとに、指導者の方がどう考えたらいいのかという指針と、具体的にどうしたらいいのかという対策を盛り込んでいます。また、”選手の気持ち”や”選手からの目線”という項目を設けていますので、読み進めていくなかで、選手の本音を理解することができます。
本書が、指導者の方の新たな気づきのきっかけとなり、指導の役に立つことを願っています。 本書「はじめに」より
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