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子どもたちの心といのちが危険にさらされている今、何ができるだろう? そんな思いから、このシリーズは生まれました。
●尾木先生の実際の授業をもとに編集
1~4巻には尾木先生が実際に小学校で行った授業を組み込み、子どもの生の反応や声を基に編集しています。
授業で使用したワークシートや発問も載っていますので、そのまま授業に応用することができます。
子どもにも先生方にとっても、具体的で、共感を持って読める本にしました。
(協力:東京都足立区立辰沼小学校)
1巻 自分のいのちを育てよう
だんだん、自分について気になるところが出てきたり、自信がなくなっちゃった子どもへ。
ちょっとものの見方やとらえ方を変えるだけで、自分の気になるところが強みに変わります。自分を大切にしましょう!
2巻 友だちのいのちと自分のいのち
「自分では『ふざけ』のつもりだったのに、あの子は『いじめ』と思っていたらしい…」
「からかわれてすごくいやな思いしたのに、いった本人は気づいてないみたい!」
何がいじめで、どこまでがふざけなの? 尾木ママや、クラスのみんなといっしょに考えてみましょう。
3巻 みとめあういのち
人間の性は男と女だけではなく、グラデーション。それってどういうこと? わたしの性ってどんな性?
身の回りには、気づかなくても、いろいろな人がいる。外国の人も、障がいがある人も、お年寄りも、そしていろいろな性の人も。ちがいをみとめ、みんなが笑顔でくらせる社会のために、どんなことができるか考えてみましょう。
4巻 いのちってなんだろう
いのちを感じるときってどんなとき? おなかがすいたとき。泣いたり笑ったりしたとき。家族にほめられたとき。きれいな景色を見たとき。けがが治ったとき。動物と触れ合うとき。
授業ではいろいろな意見が出ました。
人とのつながりの面、生物としての面、そして哲学的な面。いろいろな角度から、命について考えてみませんか。
5巻 いのちを考えるブックガイド
絵本、物語、ノンフィクション。いのちを考える本をたくさん集めて紹介したブックガイドです。
1巻から4巻のそれぞれのテーマにそって本を集めました。家族や友だちといっしょに読んで話し合ったり、クラスでテーマを決めて取り組んでみてください。
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