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本書では、女性障害者に焦点を当て、開発途上国において女性障害者が直面している人権課題を提示し、それに対して国の立法や施策、障害当事者運動がどのように対応しているか分析し、問題を明らかにすることを目的とする。とくに、序章で詳述する障害者権利条約が謳っている、女性障害者に対する複合差別に対して、対象国がどのように認識し、対応し、課題を抱えているのか、当該国の文脈のなかで掘り下げて考察する。なお、各章の論述では上記に留意しながらも、当該国で焦点となっている論点を取り上げて考察を行っている。対象国は、障害者権利条約の制定に地域として主導的に取り組んだ国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)に属するアジアの6カ国(韓国、カンボジア、タイ、フィリピン、バングラデシュ、インド)である。韓国は開発途上国ではないものの、同国はアジア地域で障害分野を先導するひとつのモデルであり、比較対象として解明が必要となっている。
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