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明治維新後のめざましい近代化、世界が驚いた戦後の復興そして経済成長は、どうして可能だったのでしょうか? その根底を支えてきたものとして日本人が潜在的にもつ道徳心があげられます。
戦後70年を経た今日では、多民族、多文化の欧米中心の価値観や文化観が世界を席巻しています。かたや日本には単一民族に近い中で培われてきた〝信頼〟に裏打ちされた「道徳心」が育まれてきました。利己的な精神が強い欧米の国々とは違い、社会秩序を保つための善を促し、利他的な精神が強い日本は、他国とは段違いに道徳心の篤い国となったのです。この精神的な基盤があったからこそ、世界に比類ない発展と繁栄を築くことができたのですが、グローバル化の波に洗われ、日本人の心の文化遺産、心の遺伝子ともいうべき道徳心が、年々希薄になってきています。
本書は、道徳心とはどのようにして形成され、社会に対してどのようにはたらくか、薄れゆく心のDNA・道徳心をいかにして伝えてゆくか等々、道徳心を再認識するためのさまざまな事柄をあつく論じています。
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