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"「欧米やインドでも、ちつケアは常識! ほったらかしにしているのは、日本人女性だけなんです。原田さんのちつだって、もしかしたらカチカチになっているかもしれませんよ!」
これまで1,000人以上の女性の出産介助や産後ケアに携わってきた助産師・たつのゆりこさんから、初めて会った日に、そう指摘された編集者・原田は、「まさか、そんなこと、あるはずない!」と思いながらも不安に駆られ、たつのさんのもとに通い、女性器について学び始めます。
女性器は、なぜおとろえるのか。
いまなぜ、若い人にも、女性器のおとろえが広がっているのか。
健康な女性器と、おとろえた女性器は、どこが違うのか。
女性器がおとろえると、どんな問題が起きるのか。
どうしたら、女性器のおとろえを予防できるのか。
どうしたら、女性器を若返えらせることができるのか。
たつのさんは言います。
「日本人女性は、自分の体のことなのに、女性器のことを知らなすぎます。世界中の女性がきちんとケアしているのに、日本人女性は、ほったらかし! そんなことでは、ダメなんです! ちつは、きちんとケアしないと、若いうちから、たるんだり、乾いたりして、最後には干上がってカチカチになってしまうんです! そのままにしていたら、萎縮するんですよ! 萎縮!
女性器の黒ずみやにおい、尿もれや便秘、生理痛や性交痛、難産だって、女性器のおとろえが原因で起きていることが多いんです。それらはみな、ちつがおとろえていることを示す危険信号なんですよ!」
たつのさんに、あきれられたり、しかられたりしながら、授業を受けるようにして、女性器について学んだ原田は、自分の体の大切な一部なのに、自分がいかに女性器について無知だったかを知って呆然。
「私にはちつなんてありません」と言わんばかりのすまし顔で、自分の女性器を見ることも、さわることもなく、まさに、ほったらかしで生きてきたのです。
その結果、原田のちつは、たつのさんが言うとおり、カチカチを通り越してカッチンカッチン。
おどろくほど、おとろえていたのです……。
原田は、それから本気になって、ちつケアと会陰マッサージに取り組みました。
その結果は、まさに驚くべきものだったのです。
本書には、たつのさんの講義と、たつのさんの教えを実践した原田の衝撃の体験レポートを掲載。
コラムでは、欧米やインドで行なわれている、ちつケアや会陰マッサージの実際、ちつケアに関わる研究論文、アーユルヴェーダに伝わる女性の不調改善法や、便秘解消法、不安や緊張をやわらげるリラクゼー
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