いのちつぐ「みとりびと」 12

みんなでつくる「とも暮らし」

いのちつぐ「みとりびと」

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出版社
農山漁村文化協会
著者名
國森康弘
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2017年3月
判型
A4
ISBN
9784540161636

住宅地のマンションを改修した「楪」は、
「都市型ホームホスピスのモデル」
といわれることもありますが、
大切なのは中身・・・・・・。

施設をいくつも見てきた人たちが、
「ここになら、入りたい」といいます。

東京・小平にできたばかりの「楪」に、
なぜ暮らそうとするのでしょうか。

「楪」は、施設でも、病院でもないし、
自宅でもありません。
人生の最終幕に、新たに人と出会い、
人とのつながりのなかで看取られていく、
「とも暮らし」の場。

自分だけではなく、ほかの誰かにとっても、
そう。みんなの「第二のわが家」なのです。

「楪」は、はじまった日から、
そこに暮らす人、その家族、遺族、
いろんな専門職やボランティアたちの
手によって、育てられてきた「お家」です。
そして、これからも。

そこでのいとなみは、
人から人へつながれていきます。それは
まるで、ユズリハの葉のように。

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