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高校2年のおわり、小川凛は、大好きな広瀬崇に思いを告げて復縁し、いっしょに春休みを迎える。 でも、大学受験、そして高校卒業と、時間は待ってくれない。 未来はいつだって少し怖いけど。でも、いまは、ここでできることを一生懸命すればいい。 ひとつ朝がやってくるたび、わたしたちは大人に近づいてる。さあ、開けよう。未来への扉を。
「わたしがいっしょにいたいのは、崇だよ。中原先輩でもない。河野でもない。崇といっしょにいたい……」
高校2年のおわり、小川凛は、大好きな広瀬崇に思いを告げて復縁し、いっしょに春休みを迎える。
でも、いっしょにゆっくり過ごせる時間は、もうあまりないかもしれない。
大学受験、そして高校卒業と、時間は待ってくれない。
大学生になったら、たぶん、生活は大きく変わる。
未来はいつだって少し怖いけど。
でも、いまは、ここでできることを一生懸命すればいい。
ひとつ朝がやってくるたび、わたしたちは大人に近づいてる。
さあ、開けよう。未来への扉を。
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