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なぜ私たちは自分の価値観、文化、国家を守ろうとし、
そうではない相手を傷つけてしまうのか?
偏見・差別、愛国心、テロや暴力から、
個人の選択のかたよりーー消費・セックス・健康・美しさーーまで、
いま注目の「恐怖管理理論」が
その心理メカニズム、陥りやすいタイプ、対処法を明かす!
**自分の存在が脅かされる「恐れ」を、無意識にせよ感じると・・・ **
・高い買い物をしたくなる ・敵と戦いたがる ・有名になろうとする
・リスクの高い行動をしたくなる ・従来の道徳・価値観を守ろうとする
・異性の肉体への興味が薄れる ・超自然現象に関心を抱くようになる ・・・
・・・そして、 信念の異なる他者の死は、自分の不安を和らげる!・・・
なぜ?
人間の心と文化の根源からさぐり、
多数の心理実験とともに、「保守化」の正体を暴き出す。
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::著者:: シェルドン・ソロモン、ジェフ・グリーンバーグ、トム・ピジンスキー
それぞれ、スキッドモア大学、アリゾナ大学、
コロラド大学・コロラドスプリングス校の心理学教授。
ともに「恐怖管理理論」の提唱者であり、 共同研究者として知られる。
その成果は、現代のさまざまな動向を解読するカギ として、大きな注目を集めている。
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::目次::
はじめに:私たちの行動の原動力となるもの
◎第1部 恐怖管理とは何か
第1章: 人間は死の恐怖管理を求める
第2章: 文化的世界観によって守られる
第3章: 自尊心が壊れるとき
◎第2部 文化の根源
第4章: 儀式・芸術・神話・宗教の成り立ち
第5章: 死を乗り越える方法(1) 文字どおりの不死
第6章: 死を乗り越える方法(2) 象徴的不死
◎第3部 人間の心理・社会を読み解く
第7章: なぜ悪と暴力が栄えるのか
第8章: 動物性を遠ざける
第9章: 二つの心理的防衛
第10章: 精神障害と恐怖管理のかかわり
第11章: 死とともに生きる
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::絶賛!::
自分では気づかない恐れが、私たちを動かす大きな力となっていることを明かした、実に独創的な研究だ。
ーーダニエル・ギルバート(ハーバード大学・社会心理学教授)
重要で、きわめて面白く、人生を変える可能性を秘めた本。
ーー『ガーディアン』
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