天文日記
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本願寺教団の動向や畿内政治史・生活文化などを知る上での第一級史料『天文日記』を原文の形態に忠実に翻刻。天文11年から最後の日付の天文23年8月2日条までの、欠落している天文14年・19年を除いた約10年8カ月分を収録。また、万延元年(1860)に修理改装された際に生じたと考えられる錯簡や、年次不詳日記、冊子に挟み込まれた紙片(「挟込紙」と表示)も翻刻している。これまで『天文日記』は全文にわたって翻刻されたことが二度、抄出紹介されたことが一度あるが、こうした年次不詳日記や挟込紙のなかには、本書で初めて掲載されたものもある。さらに、これまで刊行されている版本では再現できなかった、記事の冒頭に頻繁に使用される△記号や、合点、行間書き、字下げなども、最新の印刷技術で原本に忠実に再現している。解題は草野顕之(大谷大学教授)が執筆を担当、『天文日記Ⅰ』とともに、史料集としての『天文日記』の決定版となっている。
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