年代で見る日本の地質と地形

年代で見る日本の地質と地形

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出版社
誠文堂新光社
著者名
高木秀雄
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2017年1月
判型
A5
ISBN
9784416517031

日本列島は、大陸の縁辺部で、いくつかのプレートがぶつかる境界にあるため、世界でも有数の地形・地質が見られる場所と言われています。

本書は、その多様な地形・地質の成り立ちを日本列島の5億年にわたる生い立ちに沿って、地質年代順に解説しています。
そのため、地球スケールの活動も意識しながら、楽しめる内容となっています。

フィールドで撮影した景観や特徴的な地形、地質の露頭写真を多く掲載するとともに、年代を特定できる化石や岩石標本などの写真を多く盛り込んでいるため、ビジュアル的にも満足できる内容です。

日本では、ここ数年、大きな地震や火山の噴火などがあり、地学を学ぶことが重要視されています。
本書を通して、多くの人が日本の地形や地質に興味を持ち、楽しんでもらえたらと考えています。

■目次
序章 年代スケールと日本列島の地質の特徴
1 ジオの時間スケール
2 日本列島の地質と地形の多様性
3 プレート収束域としての日本列島と火山・地震
4 付加体―海から生まれた日本列島
5 日本海の拡大と伊豆弧の衝突
6 ジオパーク

第1章 日本列島の成り立ち―大陸の縁辺部であった頃
1 大陸の断片(始生代~原生代)
2 日本列島の起源1(カンブリア紀~オルドビス紀)
3 日本列島の起源2(シルル紀~デボン紀)
4 日本列島の骨格形成1(石炭紀~ペルム紀)
5 日本列島の骨格形成2(三畳紀~ジュラ紀)
6 日本列島の骨格形成3(白亜紀)
7 日本列島の骨格形成4(古第三紀)

第2章 日本列島の成り立ち―日本海が拡大し列島となった頃
1 日本海の拡大(新第三紀~中期中新世)
2 日本海の拡大以降(新第三紀 中期中新世~鮮新世)

第3章 第四紀―活動的な日本列島の地質現象と地形の形成
1 第四紀の始まりと地磁気の逆転
2 火山列島:第四紀火山と火山災害
3 地震列島:活断層、地震災害
4 風化・侵食地形
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