扶南・真臘・チャンパの歴史

扶南・真臘・チャンパの歴史

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出版社
めこん
著者名
鈴木峻
価格
4,400円(本体4,000円+税)
発行年月
2016年12月
判型
A5
ISBN
9784839603021

類書のない「アジア古代史」の貴重な概説です。

扶南(ふなん)=紀元2世紀から7世紀にかけてインドシナ半島の南部(現在のカンボジア・ベトナム)を拠点にインド・中国との交易で栄えた国家。7世紀以降、歴史から消える。

真臘(しんろう)=扶南の傘下にあったクメール人の国家。扶南に代わってカンボジア東部を中心にタイ東北部・ラオス南部を支配するが、8世紀に分裂、その一部がアンコール王朝を作る。

チャンパ=2世紀から15世紀までベトナム中部に栄えた国家。主体はチャム人(現在は少数民族)で、独特の文化を持つ海洋国家だが、分裂を繰り返し、わからないことが多い。中国の文書では「林邑」→「環王」→「占城」と呼び名が変わる。

この3つが古代の東南アジアで最も有力な国家で、おたがいに深い関係を持っていたことは事実ですが、詳細は不明です。本書は、長年、欧米の研究と漢籍(中国の文書)を読み解き、3つの国家の関連を中心に壮大な「古代史図」を提示した労作です。

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