ニューヨークの魔法の約束

文春文庫

ニューヨークの魔法の約束

取り寄せ不可

出版社
文藝春秋
著者名
岡田光世
価格
693円(本体630円+税)
発行年月
2016年12月
判型
文庫
ISBN
9784167907570

内容紹介

あの日、守れなかった約束。口にすら出せなかった約束。やっと果たせた、涙の約束。後悔や叶わなかったこともある。そのすべてが大切な宝物。お節介で厚かましくて、憎めないニューヨーカーたちが、大都会の片隅で交わす約束は、切なくて温かい。

地下鉄で花売りの女性と花を買った男性の「奇跡の約束」。
若い女性とホームレスの男性が指を絡ませ、「小指の約束」。
著者が泣きながら書いた最終章は、日本兵と闘い苦しみ続けたドンと著者の出会い、再会、別れ。そして「涙で守った約束」。
読み終えて知るタイトルの深い意味と、行動する勇気の大切さ。

人と人をつなぐ数々の約束に、笑い泣いたあと、きっと自分に「約束」したくなるはず。
著者が、ニューヨークの人たちから教わったことを。
もっとわくわくする人生を、思いっ切り、生きよう、と。
繰り返しの毎日に心が乾いていたら、ニューヨークの魔法にかかってみませんか。

あの『ニューヨークのとけない魔法』著者、待望の書き下ろしエッセイ

【「ニューヨークの魔法」シリーズ(文春文庫)】大人気のベストセラー・エッセイ
☆人と人のささやかな触れ合い、ニューヨークを舞台に描く。
☆簡単なのに心に響く小粋な英語の言葉が、ちりばめられている。
☆続きものではないので、どの本のどの話から読んでも胸を打つ。
☆「ベストセラーの裏側」(日本経済新聞)、「売れてる本」(朝日新聞)、「ポケットに1冊」(読売新聞)など、人気書評コラムで取り上げられた話題のシリーズ。

〈シリーズ既刊本〉
『ニューヨークのとけない魔法』
『ニューヨークの魔法は続く』
『ニューヨークの魔法のことば』
『ニューヨークの魔法のさんぽ』
『ニューヨークの魔法のじかん』
『ニューヨークの魔法をさがして』
『ニューヨークの魔法の約束』

〈シリーズに寄せられた読者の声〉
「もっと楽な気持ちで人と接してごらん、と背中を押してくれる」
「いつもこの本に戻ってきたくなる。心が落ち着く魔法の本たち」
「シリーズを枕元に置いて、毎晩、1話読んでから眠ります」

【「解説」から抜粋】
なんと表現したら良いのだろう。この読後感。
岡田光世さんが、またしてもやってくれた。
異なる文化、人種のるつぼと言われる大都会・ニューヨークの、日常のささやかな営みの中に心に深く染み入る感動。その数々を、いつも自然体で好奇心の赴くままに言動する光世さんが、感じたままをリズミカルに、今回も素直な文章に置き換えてくれた。
ほっこりした温かい気持ち。爽やかなスッキリ感。気がつかなかったこと、共感することがいっぱいある。このシリーズの特徴のひとつ“小粋な英語のフレーズ&光世流の訳”が随所に出てきて、鮮度の良い英語表現を味わいながら学べるお得感も嬉しい。
毎日

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