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【磯田道史(歴史学者)、堺雅人(俳優)W推薦!】
●『街道をゆく』以来の歴史紀行文!――磯田道史
●いつだったか、飲みの席で「どんな映画にも、必ずひとつは、いいシーンがあるんです」と安西さんが言っていて、僕は結構その言葉に支えられて今の仕事をやっている。
どんな町にも、人にも、時代にも、必ずいいところがある。この本を読みかえして、面白くてやさしい安西さんを思い出した。――堺 雅人
●歴史が作り出す家並み、神社仏閣、人々の暮し、祭り、今はだたひっそりと佇む城址。あちこちと旅をしていて味わうことの楽しみはこんな城下町に巡り合うことだとおもう。(中略)小さな城下町だからこそ残っている、そんな風情を楽しみたい。(本文より)
著者没後10年 読むと旅に出たくなる!
有名無名。城の大小を問わず、安西さんが惹かれてやまなかった城下町をピックアップ。町のたたずまい、城に由来のある歴史的人物の逸話や事件、旅の思い出などを独特の絵とともに描きとめた、城+旅エッセイ。
登場するのは
○村上市(新潟県)○行田市(埼玉県)○朝倉市秋月(福岡県)○飯田市(長野県)
○土浦市(茨城県)○壬生町(栃木県)○米子市(鳥取県)○安中市(群馬県)
○岸和田市(大阪府)○中津市(大分県)○掛川市(静岡県)○天童市(山形県)
○新宮市(和歌山県)○西尾市(愛知県)○大洲市(愛媛県)○亀山市(三重県)
○木更津市(千葉県)○高梁市(岡山県)○沼田市(群馬県)○三春・二本松市(福島県)
予定を決めずにフラッと出かけ、駅の観光案内所でもらった地図を頼りに歩いてみる。名物といわれる料理を食べてみる。日本史の教科書には出てこない小さな歴史的事件・人物に想いをはせてみる――電車にのってふと旅に出てみませんか。
解説は元NHKアナウンサー・松平定知氏。
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