北朝鮮経済史1910ー60

北朝鮮経済史1910ー60

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出版社
知泉書館
著者名
木村光彦
価格
2,970円(本体2,700円+税)
発行年月
2016年11月
判型
B6
ISBN
9784862852427

1910年の日本による朝鮮統治から解放後の1960年に及ぶ半世紀にわたる北朝鮮の経済史を,膨大なデータを活用して考察し,はじめてその実相を明らかにした画期的な概説書である。
北朝鮮経済における自然,産業,畜牛,食物消費と教育など初期条件の分析からはじめ,農業,鉱工業,初等教育,防疫の四分野を重点的に検討し,北朝鮮経済のダイナミズムに迫る。
近代朝鮮経済史と銘打った書物は多数存在するが,戦前期は日本統治下の朝鮮半島を扱い,戦後は韓国の経済成長を論ずるのが一般的である。このような変則的な研究状況に対して,戦前期の南北経済を北鮮,西鮮,中鮮,南鮮の地域に分けて考察しつつ,戦後の北朝鮮経済を分析することにより,今まで閑却されてきた近代朝鮮の全体像を認識する道を切り拓く。
今日,〈問題としての北朝鮮〉を考えるうえで,本書はその背景となる経済・社会基盤の歴史的経緯を知るために,研究者のみならず政官界や調査機関,さらに北朝鮮に関心をもつ多くの社会人にとって類書のない貴重な文献となろう。

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