四月になれば彼女は

四月になれば彼女は

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出版社
文藝春秋
著者名
川村元気
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2016年11月
判型
B6
ISBN
9784163905532

音もなく空気が抜けるように、気づけば「恋」が人生から消えている。そんな時僕らはどうすべきか? 夢中でページをめくった。



――新海誠(アニメーション監督)



イノセントかつグロテスクで、ずっと愛を探している。川村元気そのもののような小説でした。



――星野源(俳優・音楽家)







4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。

そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と――。



天空の鏡・ウユニ塩湖にある塩のホテルで書かれたそれには、恋の瑞々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。

ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。時を同じくして、1年後に結婚をひかえている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化がおとずれる。

愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのか――。

失った恋に翻弄される12カ月がはじまる。



胸をえぐられる、切なさが溢れだす

『世界から猫が消えたなら』『億男』の著者、2年ぶりの最新刊



あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。それが、永遠に続くものだと信じていた。

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