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近代都市計画の祖、ハワードによる住民の立場から考えられた初の都市計画論。
不朽の名著、新訳版刊行。
『明日の田園都市』は、他のどんな本よりも現代の都市計画運動を導き、その狙いを変えるのに貢献している。でもこれは、古典の伝統的な不運にも直面している。それを明らかに一度も読んでいない人々に糾弾され、そして十分に理解していない人々に受け入れられているのだ。人の生を中心として文明を築くにあたり、サー・エベネザー・ハワードの有名な本を再刊するよりも時節を得た貢献はあり得ないだろう――L・マンフォード(1951年版本文より)
繰り返すが、本書は都市計画文献の中で独特な位置を保ち、あらゆる都市計画文献の参考文献に挙げられ、主要図書館の棚に並び、都市計画に関するほとんどの本で言及されている。それなのに、都市計画をめぐる通俗著述家のほとんどは本書を読んだことがないらしい――F・J・オズボーン(1951年版本文より)
ハワードの考えていた田園都市というは、名前や、その後のレッチワースをはじめとするニュータウン群から想像されるような牧歌的な郊外住宅地ではない。
そもそも本書の大半が都市の物理形態よりは、社会システムや事業収益計算に費やされていることは、改めて指摘しておこう。でもそのわずかなフィジカルプランの部分ですら、ハワードがここで思い描いているのは、むしろ最新のテクノロジーを取り入れた超ハイテク都市だ。――訳者あとがきより
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