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『昭和二十年』は日本が未曾有の試練に見舞われ、多くの死者を出した
太平洋戦争最後の一年を一月一日から十二月三十一日まで、時の推移に従って、
日本の全社会がどのように動いたかを描く巨大ノンフィクションである。
八月十五日までを第一部とし、それ以降を第二部とする。
登場するのは天皇から政府要人、軍部、兵士から文人、学者、一般庶民、子供たちまで。
多くの回想録や記録類、史料をもとに著者鳥居民氏が一九八五年の第一巻刊行以来、
二十七年かけて第十三巻七月二日までを独力で書き上げたが、
二〇一三年一月著者急逝のため未完に終わった。
ただし残された十三巻はそれだけでも十分に面白く、史書として価値があり、
類書にない卓抜な視点、知られざるエピソードに満ちており、
昭和史を考えるための重要な書としていまだに多くの読者、研究者に読まれている。
今後も本書の提示した問題意識はますますその輝きを増すだろう。
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