ミュージックメディア

メディア学大系

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出版社
コロナ社
著者名
大山昌彦 , 伊藤謙一郎 , 吉岡英樹
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2016年9月
判型
A5
ISBN
9784339027891

"【読者対象】
音楽に関心を持つ学生。特に音楽のコンテンツ制作や流通を学びたい学生。

【書籍の特徴】
「音楽が好き」「いつも聞いている」と思っている人に、自分の音楽生活がどのような歴史、技術、制度、そして表現方法を背景に成り立っているのかを分かりやすく伝えること、そこから改めて自分の音楽生活を振り返ることで、大学生として音楽とより楽しく、知的なつきあい方をしてもらえるようになって欲しいと思い本書を書きました。何気なく聴いて楽しんでいる音楽がどのような技術やアイデアで作られ、耳元まで届いているのか、その仕組みはどのようになっているのかをわかりやすく説明しています。

【各章について】
本巻は大きく分けて二つのパートから構成されています。 1章から4章までは音楽メディアの技術的変遷と音楽コミュニケーションの変化を説明しています。 1、2章では、楽譜から,音楽ファイルまで音楽メディアの変遷を説明しています。 3章では、音楽文化の中核である日本の音楽産業の現状を、その産業構造と制度とテクノロジーの変化を踏まえて概観しています。 4章では、音の物理的特性とそれが人の耳に届けられる基本的なプロセスを解説しています。
つづく5章から8章までは、音楽表現で不可欠な音楽理論を分かりやすく説明しています。 5章では、音を音楽にするための、音高の秩序のある規則性や 構成原理の歴史を解説しています。 6章以下では「音楽の三要素」をそれぞれ解説しています。 6章では、「リズム」の組織化の原理を人間の内面で心理的に生起する拍子感との関係から、7章では、「メロディ (メロディー)」をその形式や展 開に着目することから, 8章では、西洋音楽で高度に発展した「ハーモニー」 に注目し音楽の構成技法の根本的な思想と理論を解説しています。

【著者からのメッセージ】
私たちの日常生活では音楽があふれています。音楽を耳にしない日はないでしょう。耳にする音楽は誰かが作ったものですが、音楽を作った人、演奏している人はそこにはいません。音楽があふれる日常生活とは、時間と空間を共にしない誰かが作り出した音楽を、「メディア」の仲立によって経験したものである、と言っても過言ではないでしょう。これまで人は見えない誰かに向けて、どのようにメディアを使って音楽を作り伝えたのでしょうか。音楽のメディアの変容は、伝え方や音楽の価値をどのように変えたのでしょうか。そして私たちの音楽生活はどのように成立していったのでしょうか。この本を通じて、これまでの音楽経験では見えない部分を理解することで、ありふれた音楽生活をより有意義な経験にしてもらえることを願ってやみません。"

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