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ミュッセは,ラマルチーヌ,ヴィニー,ユゴーと並んでフランス・ロマン派四大詩人の一人で,ロマン派の中でも一番「ロマン派的」な詩人だった。その生涯は華麗な女性遍歴に彩られている。とりわけ,パリで花咲きヴェネチアで散った男装の麗人ジョルジュ=サンドとの「世紀の恋」は文学史上あまりにも有名である。青春と恋愛の哀感を切々と歌い上げた名品を数多く残す一方で,『戯れには恋はすまじ』『マリアンヌの気まぐれ』など優雅で洗練された戯曲も書いた。その芝居は今なおしばしば上演されている。本書は,そうしたミュッセの活き活きとした真の姿を描こうとした,待望久しい,我が国で最初の評伝である。
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