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ユダヤ系ドイツ人として,ハイデガーやヤスパースに学んだハンナ=アーレントは,ナチス政権成立とともにドイツに離れ,アメリカに渡って,『全体主義の起源』を発表した。この作品で自分達を絶滅の淵に追いやった全体主義とは一体何だったかを普遍的な形で表現しようとした。その後の彼女は,公民権運動やベトナム反戦時代のアメリカで,自由・討論・公共性をキーワードに政治のあり方や,大衆社会や消費者社会のあり方を描いた。彼女の立ち向かったところは,二〇世紀とは,現代とは何かの考察であった。
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