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日本の医療保険制度は第二次大戦前夜、総力戦体制に向け国家主導で成立したという通説に対し、本書は20世紀初頭、農山漁村や都市貧困者の救済として各地に生まれた「無産者診療」にその源泉を見る。この互助組織が後の国保普及の素地となり、健兵確保のための医療保険拡充等と相まって皆保険制度に結実したことを膨大な資料から描き出す。
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