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“敵は月面にあり”で「地球軍」は宇宙へ!
太平洋を南下する潜水空母アークを目がけて一本のミサイルが飛来した。それは、月面に基地を構え地球の覇権を狙うWWSA『ネオ・テラ帝国』からの威嚇だった。
クトゥルーらの<ダーク・パワー>と、WWSAの両者からの脅威に挟まれた「地球軍」は隷属か反攻かの決断を迫られる。、結成以来の危機にさらされるなか、智将・加賀四郎は”敵は月面にあり”と、宇宙への進軍の決断を下し、北斗多一郎たちを月面攻撃特別コマンドとして、急遽送り込むのだが……。
地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びて行こうとする人類の危難を描いた大河小説の第13弾。第二部「地球聖戦篇」の第2作目。
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