正倉院文書の歴史学・国語学的研究

日本史研究叢刊

正倉院文書の歴史学・国語学的研究

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出版社
和泉書院
著者名
栄原永遠男
価格
13,750円(本体12,500円+税)
発行年月
2016年6月
判型
A5
ISBN
9784757608030

正倉院文書は、一万点以上からなる他に比類ない奈良時代の原史料であり、その内容はまことに豊かである。その中に、「解移牒案(げいちょうあん)」と呼ばれる、下級官人が事務上のやりとりを記した約五百通の文書からなる一群がある。この史料群の輪読会である「解移牒会」のメンバーは複数の分野にまたがる研究者により構成され、八年にわたって丁寧な解読と議論をすすめてきた。文書の複雑な構造や性格、事情や背景を解き明かし、言葉の意味や文字の使用法、字面に込められた様々な感情にまで迫り、「解移牒案」という、重要であるが未だよく解明されていない史料群に、真正面からとり組んだ研究論考十篇として、その成果が本書に収められている。
古代史や古代日本語の両分野の研究者が、各々の立場から新知見を提示する、正倉院文書研究の今を語る論集である。

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