小説の神様

講談社タイガ

小説の神様

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出版社
講談社
著者名
相沢沙呼
価格
858円(本体780円+税)
発行年月
2016年6月
判型
文庫
ISBN
9784062940344

【2020年10月2日(金)映画公開!】
W主演佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)&橋本環奈

小説は、好きですか――?

いつか誰かが泣かないですむように、今は君のために物語を綴ろう。

僕は小説の主人公になり得ない人間だ。学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……。
物語を紡ぐ意味を見失った僕の前に現れた、同い年の人気作家・小余綾詩凪。二人で小説を合作するうち、僕は彼女の秘密に気がつく。彼女の言う“小説の神様”とは? そして合作の行方は? 書くことでしか進めない、不器用な僕たちの先の見えない青春!

商品レビュー

評価
★★★★★
公開日
2021年6月2日

【一番心に残った場面、言葉、】「明日からの自分が、もう涙を流さないでいいように、小説を読むんだ。」

小説を読むのが好きな私からしたら惹かれるタイトルだった。“小説の神様”。読んでみると同年代の学生が苦しみながら、もがきながら書き続けようとしている物語だった。主人公の葛藤は小説を書かない私にも響くものがあった。「小説は泣かないために読む。」「明日からの自分がもう涙を流さないでいいように」というセリフにはハッとする。自分が何のために小説を読んでいるのかがわかる一冊。

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