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わが国の戦国乱世にも似たルネサンス時代のイタリア。マキアヴェリはこんめい記に渦巻いた政治的陰謀,虚偽,悪徳を冷厳な目で見,あるがままに『君主論』に記した。しかるに後世は,彼を悪の張本人,この書を悪魔の書として告発し続けた。いったい,マキアヴェリの実像はどうだったのか。この書の本当の意図は何だったのか。ルネサンスの光と陰の交錯する中で浮き沈みした人間群像は,読者を知的興奮に誘うとともに,五〇〇年後の今日,マキアヴェリの懍冽たる精神から学ぶべきものを知るであろうと思う。
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