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"おはなし名画シリーズ「平山郁夫のお釈迦さまの生涯」ではインドの始まりからお釈迦様の誕生、菩提樹の下での悟り、そしてお釈迦様が亡くなるまでを平山郁夫画伯の幻想的で美しい36点の作品と共に辿っています。
「平山郁夫と玄奘三蔵」はその続編として作られた画集で、「平山郁夫の生い立ち」と「仏教の伝来と玄奘三蔵」の二部作になっています。
中学3年生のときに被爆して後遺症を負った平山郁夫の心の片隅にはいつも死がありました。ある日、1964年の東京オリンピックにギリシャで灯された聖火をシルクロードを通って東京まで運んだらどうか、という新聞記事が平山郁夫の目にとまりました。聖火を携えひたすら走るランナーの姿に仏教の経典をたずさえシルクロードを旅する一人の僧、玄奘三蔵の姿が重なったのです。
こうして生まれたのが「仏教伝来」(表紙の絵)です。つらい旅も終わろうという頃の玄奘の姿が描かれています。
この絵は大変な評判を呼び、平山郁夫は画家としての自信を得ることが出来ました。病気もお釈迦様に守れらているかのように徐々に症状が軽くなっていきました。この後、平山郁夫は玄奘の辿った道を自分の足で歩き、数々の作品を生み出しまています。
本書は絶望の底から救いを求め、玄奘への思いをこめて描いた「仏教伝来」「天山南路」その他奈良・薬師寺の壁画も含め38点の絵画で、平山郁夫の歩んだ道と玄奘三蔵の求道の旅を辿っています。
本書は普及版です。判型をB4変形からB5変形と小さくすることで持ち運びやすく、また値段もお手頃になっています。
本格的画集をご希望の方は「おはなし名画シリーズ」の「平山郁夫と玄奘三蔵」(定価:3,200円+税)をお求めください。内容は同じです。"
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