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「ドビュッシーのピアノ作品の真髄」と著者が考えるのが《24の前奏曲》。本書ではこれら24曲を11の「島」(植物、風、文学、ユーモア、神秘、過去、静寂、踊り、旅、不思議、ヴィルトゥオーゾ)に分類し、それぞれの作品の特徴をユーモアも交えながら解説。多くの譜例を用いながら、具体的な練習方法も提示する。ドビュッシー自身の言葉や、影響を受けた文学、絵画などにも触れた、ドビュッシー作品のエッセンスがつまった一冊である。音楽を介してイメージを持つことがドビュッシー作品の演奏には重要であり、本書が、読者一人一人の想像力を掘り起こす手助けになればと著者は語る。今、最もレッスンを受けたいピアノ科教授の一人と言われるパスカル・ドゥヴァイヨン、待望のドビュッシー作品の紙上レッスンである。「ムジカノーヴァ」連載(2012年4月号~2013年5月号)の単行本化。連載記事から大幅に加筆修正している。
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