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若き文人が革命の渦中に投げこまれ,自ら予想もしなかった人生行路を歩むことになる。私的にも公的にも張らざるをえなかった論陣と,身に受けざるをえなかった不幸の重なりが,彼を大叙事詩人へと成長させていく思想的かつ文学的な滋養となった。本書では,ミルトンを文学史上の偉人として祭り上げることではなく,その時代を,一人の人間としてそれなりの労苦を背負いつつ,「真実の戦うキリスト信徒」として生き通した姿に迫ろうとする。彼の文芸は世俗のただ中から生まれ出たものである。
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