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生き物が集まる、人が耕すすぐそばの自然!
『田んぼの一年』、『雑木林の一年』に続く、第3弾です。
今回のテーマは「畑」です。このシリーズの特長である定点観測で、それぞれの時期に現れる生き物や人々のようすを、歳時記のように、紹介します。
全体の構成は、パノラマ絵本+生き物図鑑+畑の雑学事典 です。
様々な作物をつくる畑を1年間定点観測し、各月の農作業や、成長していく作物、畑内に出てくる生き物、益虫、害虫、そして奥の街で繰り広げられる人間のドラマが、ひとつのイラストの中に展開されます。また、各月のパノラマ絵本の欄外にその時期の生き物をテーマ別に紹介し、巻末には、畑の作物図鑑や仕事カレンダー、畑の言葉辞典など資料的情報も掲載します。
著者の自然と人に対する愛情の大きさが、あたたかいながらも視点の鋭いイラストに現れています。
【編集担当からのおすすめ情報】
温かくて、生き物への愛情を感じるイラストが特長の、向田智也さんの絵本シリーズもとうとう3冊目となりました。田んぼ、雑木林、そして今回の畑のように、人が手を加えたからこそ、集まってくる生き物たちがいます。そういう生き物たちに思いを寄せて、人の文化や生活と共存する身近な自然を表現しています。遠くに行かなくても、生き物たちはすぐそばにいます。この絵本を読んで、身近な自然に気づいてください。
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