日本分光学会の監修の下で刊行される「分光法シリーズ」の第3巻。
2003年に刊行され、好評のうちに入手が困難となった測定法シリーズ『NMR分光法』の内容をベースに大幅増補・改訂しました。
基礎の部分では、NMR現象の基礎から多次元NMRや固体NMR測定の原理までを詳細に解説しています。
応用の部分では、有機化学分野だけでなく、環境科学、生命科学、材料科学分野での利用例を多数紹介しています。
付録も充実しており、一生手元に置いておきたいような内容で、学生さんには特にお薦めします。
NMRユーザーには必携の1冊です。
第1章 核磁気共鳴法とは―その特徴および発見と展開の歴史
第2章 NMRの基本原理
第3章 NMR測定のためのハードとソフト
第4章 有機化学・分析科学・環境科学への展開と産業応用
第5章 生命科学への展開
第6章 物質科学への展開
付録A 核スピンの性質
付録B アミノ酸,核酸塩基,ヌクレオシド,ヌクレオチドの構造式と化学シフト,スピン結合定数
付録C NMR構造データにおいて推奨される表記
付録D IUPAC推奨の化学シフト基準信号と化学シフト算定法
付録E 化学シフトの基準と標準物質
付録F 直積演算子の計算に役立つ図
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