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なぜ音楽は私たちを魅了するのであろうか? この問いに対し,言語の獲得同様,生来備わる学習能力を基盤として形成されていく認知過程,またそれを支える神経基盤を中心にそのメカニズムについて詳説する。最新の脳機能測定技術による知見を踏まえ,脳と音楽の研究に関心をよせるすべての人々に包括的レビューを提示する。
◆主な目次
序 文
第Ⅰ部 導 入
第1章 耳と聴覚
第2章 音楽理論上の背景
第3章 ピッチと和声の知覚
第4章 神経の電気的な活動から事象関連電位(ERP)と事象関連磁場(ERF)へ
第5章 ERP成分
第6章 音楽の脳内処理についての事象関連電位(ERP)を用いた研究の歴史
第7章 機能的脳イメージング法―fMRIとPET
第Ⅱ部 音楽心理学の新たな理論に向けて
第8章 音楽知覚――生成モデル
第9章 音楽の統語論
第10章 音楽の意味論
第11章 音楽と運動
第12章 情 動
第13章 結論と要約
あとがき
◆訳者一覧(*は編訳者)
佐藤正之* 三重大学大学院医学系研究科 序文,第13章
橘 亮輔 東京大学大学院総合文化研究科 第1章,第3章,第7章,第11章
田部井賢一 三重大学大学院医学系研究科 第2章,第12章
小野健太郎 京都大学医学部附属脳機能総合研究センター 第4章,第6章,第9章
森 数馬 独立行政法人食品総合研究所 第5章,第8章,第10章
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