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ミシェル=フーコーの思想的な歩みには三つの軸がある。それらは,彼の思想的展開に従うと,次のように整理できる。まず,一九六〇年代に提起された「知/言説的実践」という軸。続いて,一九七〇年代の中心論題となった「装置/権力的実践」という軸。最後に,晩年の一九八〇年代に展開された「倫理/道徳的自己実践」という軸。本書では,こうしたフーコーの思想を理解するために,生涯編ではその時代背景や数々の知的交流を紹介し,思想編では彼の投げかけた哲学的諸問題とその変遷をたどる。
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