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西光万吉が全国水平社の創立にあたって,日本の最底辺から呼びかけた人間解放のメッセージ「人の世に熱あれ,人間に光あれ」は今なお息づいている。戦後,彼は和栄政策を構想し,不戦日本,不戦世界の建設を説き続け,日本国憲法に根ざしながら常に国際的視野を持つことの大切さを強調した。戦時中,彼は国家主義者として侵略戦争を推進する役割を担ったため,戦後の彼の主張も顧みられず,無視されてきた。本書はこのタブーを破って,初めて西光の生涯を明らかにした。冷戦構造が崩れ新たな世界の仕組みが模索される現在,西光に学ぶべきところは多い。
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