最新農業技術土壌施肥 vol.8

特集:地球規模で進む土壌劣化

最新農業技術土壌施肥

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出版社
農山漁村文化協会
著者名
農山漁村文化協会
価格
6,600円(本体6,000円+税)
発行年月
2016年3月
判型
B5
ISBN
9784540150609

"「土壌は農業開発,生態系の基本的機能および食糧安全保障の基盤であることから,地球上の生命を維持する要」(2013年の国連総会)である。しかし,わが国では養分が過剰に蓄積されるいっぽう,風食(砂漠化),土壌塩類化,有機物減耗,森林消失などで土壌劣化が進んでいる。そのような厳しい現実とともに,解決策を提起する特集。そのほか,水はけ、水もちのよい田畑に改善,難防除雑草,土壌病害対策,まだまだ進む環境保全型農業,堆肥を活かして肥料を減らす,未利用資源,身近な資材活用,硝酸を減らして食味も向上について収録。

【目次】
●特集 地球規模で進む土壌劣化
養分の過剰蓄積――日本
風食が引き起こす砂漠化――砂漠化の最前線(西アフリカ・サヘル地域)
土壌塩類化――カザフスタン(シルダリア川下流域),メキシコ,中国
有機物減耗――カザフスタンの肥沃な黒土地帯から
アマゾンの森林消失と表層地温・土壌二酸化炭素濃度の変化

●水はけ,水もちのよい田畑に
地下水位制御システムFOEASを活用した露地野菜の安定生産
イネ・コムギ・ダイズの小明渠浅耕・鎮圧播種
北海道におけるタマネギ畑の耕盤層破砕による窒素収支の改善

●難防除雑草,土壌病害対策
蒸気処理機を利用した雑草埋土種子の駆除技術
アスパラガス連作障害回避のための湛水太陽熱処理
施設栽培者の土壌薫蒸剤の使用と自覚症状

●まだまだ進む環境保全型農業
山形県庄内地域における有機栽培水稲の特徴
飼料用トウモロコシ連作畑のリン酸施肥――アーバスキュラー菌根菌の活用
シカクマメの被覆作物としての効果と栽培技術
塩酸抽出による土壌養分の簡易評価法

●堆肥を活かして肥料を減らす
飼料用イネ(WCS用イネ・飼料用米)栽培における牛糞堆肥の適切な連年施用量
堆肥連用による露地野菜栽培での減肥と環境保全
堆肥施用によるリンとカリウムの肥料代替効果
樹園地(ニホンナシ)における堆肥由来窒素の肥効を評価した利用法

●未利用資源,身近な資材活用
熱交換器システムを用いた堆肥発酵熱の利用技術
解砕繊維状竹粉の敷料利用とその堆肥化
多段土壌層法における通水性の改良と水質浄化
バーミキュライトの育苗培土原料としての特性

●硝酸を減らして食味も向上
収穫前の施肥停止による水耕ミズナの品質向上"

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