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早大・大内門下の俊秀たちによる欧州史論考!
(1)
宗派多元国家ブランデンブルク‐プロイセンの形成と
選帝侯ヨハン・ジギスムントの改宗―
ベルリンの第二次宗教改革と「カルヴァン主義」
「国家理性」「宗教的寛容」の関わりをめぐって(蝶野立彦)
(2)豚とメルクリウス―17 世紀ドイツの
印刷物におけるユダヤ人のイメージ(高津秀之)
(3)ヒエロニムス・レッシェンコールの銅版画―
18 世紀ウィーンにおける「非活字印刷物」の
位置価値(山之内克子)
(4)ドイツ連邦(1815 ~ 1866)再考
―研究動向を中心に(時野谷亮)
(5)1860 年代後半のビスマルク外交と
アメリカ合衆国―二つの対米打診を手掛かりに(飯田洋介)
(6)スウェーデン=ノルウェー連合協約第二次改正
問題の一考察―ドゥンケルの改正反対論における
国家構想と連合論(大溪太郎)
(7)「三月」の記憶――19 世紀後半ドイツにおける
1848 / 49 年革命の顕彰と政治文化(小原淳)
(8)近くて遠いナショナリストたち―
シャルル・モーラス著『君主政についてのアンケート』から
読み解く君主主義者と共和主義者の思想的相違(南祐三)
(9)モルトケの遺産―
ドイツ陸軍における作戦思想の変遷(小堤盾)
(10)プロテスタンティズムの神学と
アメリカ資本主義の精神――フランクリン、トレルチ、
そしてマックス・ウェーバー(犬飼裕一)
(11)『パリ講和締結後の世界政治の勢力配分』からみる
オットー・ヘッチュの国際政治論とロシア論(前川陽祐)
(12)南ティロールにおける「ドイツ民族性」と
パトリオティズム―
1939年国籍選択の残留派を例として(星野友里)
(13)ナチスによる「安楽死」犠牲者の子供たち―
ナチ体制期における境遇から戦後の動向まで(紀愛子)
(14)「ドイツ人」と「ユダヤ人」の境界―
基本法116 条1項「ドイツ民族所属性」をめぐって
(武井彩佳)
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