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住居や農地を放射能に汚染された酪農家の家族は、“家族の一員”だった牛を手放し、祖先が眠る墓と家を残して村を去っていく。故郷を失い、家族が離散する現実を前に、村人たちは“故郷とは何だったのか”“家族とは何か”を改めて自問する。“村”のかたちを死守しようとする為政者たちと、子どもを守るために村を離れる若い親たちとの深い乖離と軋轢。放射能が破壊したのは、故郷の“土地”と村の“絆”だった。「ゆふいん文化記録映画祭・松川賞」受賞作
2012年│日本語│DVD 片面1層│4:3│リージョンフリー│59分
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