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戦国時代の南奥羽地方には、大崎・伊達・最上氏といった戦国大名と国衆が割拠していた。大崎氏の権力構造をはじめ、伊達氏や蘆名氏の領国支配のあり方、戦国大名同士の外交などを追究。特に、伊達政宗の母が外交で果たした役割やその動向に注目する。南奥羽という地域社会の特徴と戦国の歴史的性格、戦国大名とは何かなど、その実態に鋭く迫る。
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