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現代音楽の巨星・武満徹の幻の肉声が甦る!
「ぼくはあの人にだったら、全部しゃべってしまおうと思っているんです」。
立花隆による伝説の超ロングインタビューがついに書籍化。
Ⅰ
1食糧基地で聞いたシャンソン
2敗戦とヤミ屋と貸しピアノ
3下駄をはいた不肖の弟子
4早坂文雄の棺
5映画音楽のこと
6「武満作品は音楽以前である」
7瀧口修造と「実験工房」
8ビリー・ザ・キッドをかけながら
9浅香夫人との結婚
10結核と貧困の時代
11秘められた激情
12黛敏郎からピアノを贈られる
13「音の河」
14ミュージック・コンクレートの夢
15十八メートルの方眼紙
16録音技術者の挑戦
17死と向き合う日々-「レクイエムの発端」
18幻の創作ノート
19「ソン・カリグラフィ」と村上華岳
20前衛音楽の共犯者たち
21ヨーロッパ的、日本的
22演奏家たちの抵抗
23西洋近代の鏡
24ジャズの影響と「リディア概念」
25武満と安保闘争
26革命のための音楽は可能か
27ジョン・ケージ・ショック
28偶然性の音楽から不確定性の音楽へ
29芸術と美を求めて
30六十年代の草月アートセンター
31矛盾と葛藤
32尺八奏者・横山勝也と琵琶奏者・鶴田錦史
33海童道祖と「すき焼きの音」
34鶴田錦史とは何者か
35「一音成仏」と「さわり」
36調性の彼方へ
37天才指揮者、小澤征爾
38「ノヴェンバー・ステップス」初日
39世界音楽を発見する
40宇宙的卵
41「ノヴェンバー」以降の実験
Ⅱ
42突然の訃報に接し
43「時間の園丁」
44夢と作曲の関係
45ブラームスを再評価する
46F#の神秘
47追悼演奏会と「秋」
48国立劇場からの委嘱作品
49宮内庁楽部の高い評価
50雅楽の影響
51「夢」と「数」、そして「水」
52ぼくの音楽の作り方
53私家版小説「骨月」
54軽井沢と五線紙
55名門オーケストラの反応
56音に個性を取り戻せるか
57パーカッションのための作品
58ヒュー
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