ドイツの大学と大学都市

ドイツの大学と大学都市

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出版社
知泉書館
著者名
大西健夫
価格
7,150円(本体6,500円+税)
発行年月
2016年2月
判型
A5
ISBN
9784862852250

"中世における大学誕生から16,17世紀の領邦宗派大学をへて,18世紀の近代大学の勃興を象徴するゲッティンゲン大学は,1737年創立,ドイツ大学の最先端を走りつつノーベル賞受賞者最多を誇る大学となった。
本書は創立の経緯から20世紀の東西ドイツの再統一まで三世紀に及ぶゲッティンゲン大学の歴史を多角的な視点から明らかにした画期的な作品である。
農村都市であったゲッティンゲンに大学を設置するとともに一世紀にわたる大学都市の形成はどのようになされたか。大学史の視角には入らない大学と都市の関係をはじめ,ドイツ史との関連を重視し,大学の生きた姿を描いて,わが国の大学のモデルとなったドイツ大学の実態を考察する。
近代の国家形成と平仄を合わせて展開する近代大学は,司法・行政官の養成を目的としながら,知識と認識を探求し,世代と社会層の枠に捉われず時代と地域を越えた文化と文明との接触を通して体系化を志向しつつ人間と社会と歴史を支える基盤となった。
1970年代の学生の増加に伴い装置産業化した大学が直面する現代的課題を考える上で,大学に関わる人はもとよりドイツ史に関心をもつ読者の必読書となろう。"

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