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英語教育の低年齢化や受験英語からの脱却の流れの中,記憶研究の知見を応用しようとする試みは,近年目立ってきている。しかし,よりよい実践に結びつけがたく,理論と応用とのギャップがあることも否めない。本書では,双方の研究者間のコラボレーションを通して,外国語習得研究における認知心理学の重要性を提言する。
◆推薦の言葉
認知科学理論と英語教育実践との橋渡しをする画期的な試み。
今後の英語教育学に大きな刺激を与えるだろう。
バトラー後藤裕子(ペンシルバニア大学准教授)
英語学習のさまざまな研究課題を認知心理学の科学的な枠組みで包括的にとらえる本書は,最新の研究成果を網羅しており,授業過程を検討するうえで大変貴重なリソースである。英語(外国語)の教師,教師志望者にとっては必読の書である。
白井恭弘(ケース・ウェスタン・リザーブ大学教授)
◆執筆者一覧(執筆順)
太田 信夫 (編著者)
豊田 弘司 奈良教育大学学校教育講座
寺澤 孝文 岡山大学大学院教育学研究科
齊藤 智 京都大学大学院教育学研究科
湯澤 正通 広島大学大学院教育学研究科
湯澤 美紀 ノートルダム清心女子大学人間生活学部
横山 悟 千葉科学大学薬学部
佐久間康之 (編著者)
箱田 裕司 京都女子大学発達教育学部
松本 亜紀 九州共立大学スポーツ学部
森 敏行 福島県教育センター
前田 啓朗 元広島大学外国語教育研究センター
野呂 徳治 弘前大学教育学部
中山勘次郎 上越教育大学大学院学校教育研究科
鈴木 渉 宮城教育大学教育学部
板垣 信哉 宮城教育大学教職大学院
森島 泰則 国際基督教大学教育学部
渡邊 兼行 仙台白百合女子大学人間学部
小林 千夏 宮城教育大学教育学部卒業生
三浦 隆行 日本大学経済学部
千葉 克裕 文教大学国際学部
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