長野のおじいちゃんがひとりの少年を連れて上京してきた。そこからはじまった不思議(「お正月奇談」朱川湊人)。窓から迷い込んできたのは、生首だった。私と兄と飛び回る生首。あったかな交友が始まるが……(「夜の来訪者」田辺青蛙)。――読んではいけない。でも読まずにはいられない。日常が歪む戦慄をあなたへ。稀代の7人の作家が紡ぎ出すホラー小説アンソロジー。怖いのが好きな人も、苦手な人もちょっとだけ。
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