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地球環境に大きな変化が現れている。一九九六年に北米やアジアを襲った破壊的な熱帯性の嵐は,地球環境の決定的な変化の前兆だろうか。大気中の二酸化炭素濃度の異常な高まりは,地球温暖化につながると懸念される。森林の消失,酸性雨なども深刻な状態だ。二〇世紀は「経済の世紀」から「環境の世紀」に移ろうとしている。一九六〇年代に,先駆的に「環境の世紀」の到来を語ったのがレイチェル= カーソンである。彼女の『沈黙の春』は,今日の環境問題を原理的なところで把握しており,現代を考えるための必読書である。
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