取り寄せ不可
ITの現場では、要件定義書や設計書をはじめとする、たくさんの文書が行き来する。文書の中には、絵や図なども書くが、情報を伝える上で一番大事なのはなんといっても文章である。いくら絵や図をきれいに書いたとしても、それだけでは仕事に必要な情報をくまなく伝えることなどできないからだ。
文章の中に、たとえ一部であっても、分かりにくくて誤解を招く表現があると、ITの現場は大混乱に陥ってしまう。文章がシステム開発プロジェクトで使われるものの場合、誤解を招く表現があるとバグや性能不足など重大な欠陥に発展することがあるからだ。それをなんとか食い止められたとしても、問題を解消するために多くの関係者に余計な手間や時間を取らせることになり、結果的に全体の生産性や品質の悪化につながってしまう。
本書は、ITエンジニアが仕事で作成する文書を分かりやすくて、読みやすく、しかも誤解のないものにするためのコツやヒントを示すことを狙ったものである。
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